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​ドリームデイ・アット・ザ・ズー2023 in アドベンチャーワールド

​開催のご報告

​2023年11月23日(木・祝)に障がいのあるお子様とそのご家族をご招待する「ドリームデイ・アット・ザ・ズー in アドベンチャーワールド」を開催いたしました。

ご家族との絆を更に深めるきっかけになるような特別な時間をすべての人に提供し続けたいと考え、障がいのあるお子さまとそのご家族のための特別な1日をお贈りしました。当日、パーク内はたくさんの笑顔にあふれる1日となりました。

地域のみなさまをはじめ、関係各所のみなさまのご協力があり、6回目の開催にいたりましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。

​開催概要・実績

日 時

2023年11月23日(木・祝)10:00-17:00 貸し切り営業

対 象

全国の18歳以下の障がいのある方とそのご家族(応募数:3,184組 13,937名)

​会 場

​アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)

参加者

1,000組 4,334名 / 協賛招待枠:65組 235名/クラウドファンディング 招待枠:11組 37名

当選:

1,076組 4,606名 / 実質入園:931組 3,901名 (当選率31.4% 前回:42.5%)

合計:

主 催

和歌山ドリデイ2023実行委員会

後 援

和歌山県、白浜町、田辺市、上富田町、一般社団法人南紀白浜観光協会

白浜温泉旅館協同組合、公益社団法人日本動物園水族館協会

​私たちが目指す社会

私たちは、「どのような特性や属性の方も気にすることなく余暇を自由に楽しむことができる」世の中を目指して活動しています。2017年より前身となる「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」をアドベンチャーワールド(株式会社アワーズ)主催で開催していました。

 

しかし、より多くの方々に関わって欲しいという思いから、2021年より白浜町をはじめ全国からイベント主旨にご賛同いただき参画した組織「和歌山ドリデイ2023実行委員会」を立ち上げ、活動しております。

個人の特性や属性によっては選択肢が制限されている現状に対し、このような取り組みが提供しているのはまだ ”特別なとき” です。しかし、いつか ”当たり前のとき” に変わり、特性や属性に関わらず一人一人が社会の構成員として、ともに助け合って生きていける社会にな

れば、”障害”は障害でなくなると信じています。
 

そんな世の中を目指して、私たちはアクションをしていきます。

​当日の様子

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​参加者の声

我が子は医療的ケアが必要な重身児で、これまで市内でしか過ごした事がありませんでしたが、この度初めて市外・県外へと長距離移動デビューを果たすことができました。初めての旅行で不安ばかりでしたが、アドベンチャーワールドで普段できないようや経験をさせてもらい、にこにこ笑顔で過ごしてくれて、私達もすごく嬉しかったです。皆様本当にありがとうございました。

今回はドリームデイ・アット・ザ・ズーにご招待頂きありがとうございました!
長く待ったり、人混みが苦手だったり。何より時々大きな声が出て、周りの方々をビックリさせてしまいがちな息子なので、いつも動物園や遊園地等行く時は「周りの方々のご迷惑にならないように…」すると本人にすごくストレスになり、結局私達親も、本人も疲れ果てるというパターンばかりなのですが、今回は本人もストレスに感じる場面もほどんどなく。息子の笑顔を見て私達親も嬉しかったです。今回ドリームデイ・アット・ザ・ズー開催にご尽力頂いたすべての方々に心から感謝致します。本当にありがとうございました!

色んな動物の鳴き声などを聞かせられました。
補聴器を付けている子どもで、「大きい」「小さい」など、概念的な言葉を聞かせるのにゾウや小さい動物を見せて教えられたし、「今、パオーン
って鳴いたね」など、たくさん子どもに聞かせることができました。ボランティアのスタッフの方も、はっきりと聞こえやすい声、表情で語りかけてくださっていてありがたかったです。

初めて参加させて頂きました。沢山の企業様の協賛と、ボランティアの方々のおかげで素敵な思い出を作る事が出来ました。準備も大変だったと思いますし、当日も朝早くから集まって下さったと思います。祝日でご家族との時間などある方も大勢いらっしゃったかと思います。そんな中、時間を割いてくださり本当に感謝しかないです。子供が大きくなって、理解できる年齢になった時にしっかり伝えていきたいと思う。人と人の繋がりや寄り添う気持ちに溢れた本当に素敵なイベントでした。また参加させていただきたいなぁと家族みんなで話してます。

療育に通っており、人混みや初めての場所も苦手なので、崩れた時にほかのお客様の迷惑になるのではと、中々出かけるのに勇気がいります。皆様の企画配慮のおかげで、楽な気持ちで参加させていただき、感謝申し上げます。
動物が好きな子なので、中々出会えない本物の動物達を初めて見せてあげられました!

Smileパートナーの皆様

​ご協賛・クラウドファンディングによるご支援を誠にありがとうございます

本イベントにご賛同いただきました協賛パートナー47企業団体様、物品協賛として5企業、クラウドファンディング349件(3,611,000円)のご支援を賜りました。​ご支援いただきました資金は当日の開催運営費、インフラ関係、今後のドリームデイ・アット・ザ・ズー開催費として大切に使用させていただきます。

協賛パートナー 

合計52件 / 47企業団体:8,000,000円 / 物品:5企業

特別協賛

株式会社アワーズ アドベンチャーワールド

Specialパートナー

スナダ建設株式会社 / ルネサンス高校グループ / TSP太陽株式会社

Dream Dayパートナー

アチーブメント株式会社 / エリエール えがおにタッチPROJECT / 紀ノ国外装 / 株式会社スーパーホンダ和歌山 / 

株式会社誠和 / 辰野株式会社 / 田辺ダイハツ販売株式会社 / HI合同会社 / 株式会社ProblemSolving / 株式会社W TOKYO

Adventureパートナー

株式会社アースアンドウォーター / アズマハウス株式会社 / 株式会社ウェルストーン / 山陽製紙株式会社 / 重症障がい者児童デイサービス /  Ricora / 社会保険労務士法人ハセガワ事務所 / 社会保険労務士法人フォーグッド/寺田税理士事務所 / スペアミント東大阪 / セコム株式会社  / 株式会社ソーシャルキャピタルマネジメント / 株式会社タカショーデジテック / 株式会社竹田レント&リース / 株式会社竹千代 / 株式会社でかいうつわ / 鳥原電業株式会社 / ナギサビール株式会社 / 日本ノボパン工業株式会社 / ハンドメイド関西 / 藤本食品株式会社 / 弁護士法人リーセット / 株式会社マザープラス / 三井住友海上火災保険株式会社 / 一般社団法人みんなの相続窓口&ぜんち共済 / 株式会社モリサワ / 合同会社レオ 放課後等デイサービストラストleo / 有限会社 ワンアップヒライ / 株式会社ADAPT / 株式会社 Be LIFE / FC Primavera / 株式会社Spielen / 合同会社UNION 放課後等デイサービストラストuni / 株式会社YeeY / 株式会社ZESTFRIENDS放課後等デイサービストラスト/株式会社 エヌ・ケイ・ステーション

物品協賛

ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス

洗顔料の提供。摩擦による洗顔ダメージから素肌を守り、乾燥肌の方にも安心して使用いただける洗顔料を配布しました。

株式会社大阪音響研究所

​有限会社プライムシステム

​特別トークセッションで使用する大型ビジョンの貸出。文字や映像を大型ビジョンで放映することで、視覚的にも効果的にトークセッションをお届けすることができました。

株式会社ミライロ

日本電気株式会社(NEC)

ミライロのデジタル障害者手帳「ミライロID」とNECの顔認証サービスを連携した、ドリデイ入園時の本人確認を簡素化するための「顔認証システム」導入。例年の課題であった入園時の待ち時間を大幅に削減することができました。

ギフモ株式会社

調理家電「デリソフター」の貸出。食品を見た目や味を変えずに柔らかくする「デリソフター」を使用し、嚥下能力に不安がある方でも、お食事を楽しんでいただくことができました。

株式会社 エヌ・ケイ・ステーション

当日の様子を撮影、映像制作いただきます

株式会社モリサワ

「UDフォント」(BIZ UDゴシック)の提供。

視覚に障害のある方にも見やすく、読みやすいUDフォントを各種ガイドや掲示物に使用いたしました。

​クラウドファンディング

支援件数:349件

支援金額:3,611,000円

​Smileサポーター

総勢31団体のみなさまとパーク内各所でイベント、ブース出展などを行い、来園されたゲストのみなさまにお楽しみいただきました。また、運営サポートを行うボランティアとして、和歌山県内外から学生、看護師、自営業、企業、保育士、自立支援協議会など様々な方々に参画いただき、総勢93名のご協力をいただきました。

​出展団体一覧

【報告用】ドリデイ2023実績 (5).jpg

​出展団体様よりご感想

ゲストがお帰りの際、お土産をお渡しするブースを担当しました。笑顔で帰られる方ばかりで、それぞれ楽しい1日を過ごされたことが想像でき、幸せな気持ちになりました。わざわざ近くにいらして「思い出に残る1日になりました。ありがとうございました」と丁寧にお礼を言っていかれた小さなお子さんもいらっしゃって、ゲスト以上に私たちも笑顔をいただいた1日になりました。

​(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス 様)

開催前の説明会で、”障害が障害でなくなる世界”と言っていたのが心に残り、開催中そのような世界になるには、自分に何が出来るのか考えながら接し、考える機会となってよかった。

​(明光バス株式会社 様)

インクルーシブな世界観で、みんなが笑顔で楽しく満足度の高いひとときを過ごすことができたのではないかと思います。それこそイベントの醍醐味であり、こういうハンデのある人もない人も含め啓発され楽しめるイベントが理想の姿でないかなと実感しました。

​(TSP太陽株式会社 様)

一緒に踊ろうの企画の際に、ゲストの方が参加して一緒に踊っている姿を保護者の方がとても嬉しそうに写真を撮ってらっしゃったのがとても印象的でした。また、熊野高校さんと一緒にコラボすることができて新しい繋がりができました。センタードームでの講演会を本校の生徒がとても興味を持ち、自身の活動の参考にもなったようです。ありがとうございました。

​(英数学館中学高等学校ダンス部 様)

皆さまからの温かいご支援・ご声援があり、このイベントを実施できたこと改めて御礼申し上げます。

 

これからもイベントを通じて、“特別なとき” が “当たりまえのとき” に変わり、特性や属性に関わらず一人一人が社会の一員として、ともに助け合って生きていける社会の実現を目指してまいります。

​引き続きご声援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

​和歌山ドリデイ2023実行委員会

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